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自立学習塾Orient!

はじめに② ~自立学習塾Orient!は何のためにあるの?~
投稿者 ブログ・お知らせ
1月 14

はじめに② ~自立学習塾Orient!は何のためにあるの?~

こんにちは、Orient!の代表の小川です。ブログを見に来てくださりありがとうございます。

このブログでは、

・当塾や教育に関するニュースやトピックス
・学術理論に基づく効果的な学習方法
・教育に役立つボードゲームの紹介
・「7つの習慣」の解説

などを随時投稿していきます。

教育・学習についての考えや想い、塾の雰囲気が少しでも伝われば幸いです。前回は、Orient!がどんな特徴のある塾かをご紹介しました。今回は自立学習塾Orient!を設立したきっかけや想い、何を目指すのかなどについてご紹介します。

自己紹介と自身の受験経験から

まずは、私自身のことについて少しご紹介させてください。

神奈川で生まれ、小1で京都に引っ越ししてきた関西人です。小4までは、ごく普通に友達とゲームしたり公園で遊んだりする小学生でした。勉強は母親が見てくれて、学校の勉強は問題なくできていました。小5から中学受験のため塾に通い始めました。中学受験は見事合格、中高一貫校で勉強し、現役で国立大学に合格。その後大学院まで出て、就職し、現在起業してこの塾を立ち上げています。

※プロフィールの詳細はこちらもご覧ください。

このように書くととても順風満帆で、苦労などしていないようなイメージを持たれるかもしれません。ただ実際はイメージと少し異なります。

小学校のとき、塾は好きでした。勉強も嫌いではなかったのですが、レベルの高い宿題にかなり苦戦をしていました。小学生でも深夜2時くらいまで勉強をしていた記憶があります。(今ではとてもじゃないですが体が持たないです)

その反動で中学では勉強のペースを緩めました。そうすると、学校の成績はどんどん落ち込み、ほぼ最下位というところまでいきました。部活も辞めて、ずっと家でゲームとアニメを無気力で見るような生活でひねくれた思春期を過ごしていました。

そこから良い先生や友人にも恵まれ、勉強の意欲を少しずつ取り戻したのですが、塾に行くのは抵抗がありました。そこでやったのはごく当り前のことですが「自学自習」です。先生におすすめの参考書を聞き、それをやる、それだけです。

ただそれは、やらされていた大量の宿題よりも大きな効果がありました。結果、その後塾に通うことなく、大学受験をして合格をしています。中学受験の時は「やっと終わった」という気持ちが強かったですが、大学受験では「我ながらすごいな」と自信を持つことができました。

この経験から学んだことをまとめると、

  • 誰かにやらされる勉強はしんどく、その誰かがいなくなったら勉強をしなくなる
  • 自分でやると決めてやる学習のほうが、効果も出て、何より気分がいい
  • その結果、自立的に学習することが習慣になっていく

とはいえ、自立的な学習を確立するまではなかなか難しいもの。学習への意欲を高めることも必要ですし、効率的なやり方がわからないと効果がなかなか出ず、モチベーションが上がりません。

そこで「子どもたちが自立的な学習を確立するまでサポートできる塾を実現したい」という想いで、私はこの塾を立ち上げました。

無気力な生徒のエピソード

もう一つエピソードを紹介させてください。

私が20代に他の塾で講師をやって間もないころ、なかなかモチベーションが上がらない小6の生徒がいました。塾の勉強についていけず、自信をなくし、無気力な状態で何とか塾にだけは来ているという感じでした。何とか中学には合格はしたのですが、最後まで気力のある目を取り戻せず、私の講師としての力量不足を痛感しました。

せっかく塾にいって勉強が嫌いになる、これほど悲しい結果はありません。塾としては、合格に導いたからOK、となるのでしょうが、子どもの未来にとってはマイナスの経験となります。

学習というのは未来に向けて行うことです。しかし、特に日本では、未来のために今を犠牲にしなくてはならないという風潮が強いように思います。その結果、勉強は苦しいもの、できれば避けたいもの、というようになってしまいます。人生100年時代、社会人になってからもずっと学びは続きます。学びは苦しいものというフレームで見ると、とてもではないですが長く続かないでしょう。

私は「今学習していることも楽しいし、それが未来につながっていく」という考えにシフトすることが何より重要で、それこそが未来を生きる力につながると考えています。

Orient!は、短期的な成績アップや志望校合格を目的にする塾ではありません。生徒それぞれの望む未来を実現できるように、自立的な学習習慣の定着を目標にしています。

今回は、Orient!を設立にあたっての想いや、目指す方向性についてご紹介させていただきました。このようなスタンスにご賛同いただけるようでしたら、こういう塾があるよ、と会話のネタにでもしてもらえると、大変ありがたいです。LINEFacebookinstagramなどもぜひご登録ください。