ボードゲームのイベントにどのゲームを持っていくかは、いつも悩んだりします。そんな中で、これは鉄板のゲームだ!というのを今回ご紹介します。
面白いけどルールが複雑だと小さい子どもには難しかったり、言葉や語彙力を使うゲームでは大きい子どもの方が有利だったりします。反応速度や瞬発力を求められるゲームは年齢の影響は少ないですが、一部の得意な子どもだけがずっと勝つことが多く、全員で楽しめる雰囲気になりづらいというのもあります。
そこで今回ご紹介するのは、
プレイ人数:3~5名
プレイ時間:30分
対象年齢:8歳から
※遊び方を工夫すれば幼稚園くらいの子どもでも遊べますし、2名でも遊べるゲームです。
このゲームで使うのは、様々な種類の写真、そして積み木やひもなど5種類の道具です。
簡単に言うと、それぞれのプレイヤーが与えられた道具を使って、お題となる写真を表現するゲームです。表現した後は作品を鑑賞し、その作品がどの写真を表現したものかを当てたり、当ててもらったりします。
当てたり当てられたりするとポイントが入り、そのポイントで勝者が決まるのですが、他のゲームと比べて、勝つことに躍起になることは少ないです。単純に自分が何を表現したか、相手が何を表現してるかをわかることが楽しいというのがこのゲームの特長かと思います。
とはいえ、決して簡単ではないので大人も楽しめるというのもポイントの一つです。
例えば、この写真。
これを2本のひもで表現したら、こうなりました。
ではこの積木はどの写真を表現しているでしょうか。
答えは、こちらです。
このように、限られた道具で写真を表現することは結構難しく、年齢による差はほとんど感じないので、大人も全力で遊ぶことができます。
そして正解を発表したあとに、製作意図を自然と説明することが多く「なるほど、そういうことか」となるのも楽しみの一つです。やっていくうちに表現力や相手の伝えたいことを読み解く力もついてきます。
小さい子どもの場合はポイントで競わず、単純にどれを作ったかを当てっこするゲームにするほうがわかりやすいので、試してみてください。
様々な年代で楽しめるゲームとして本当にお勧めです。
体験したいという方は、毎月第1日曜にやっている体験会にぜひ遊びに来てください。
※トップページよりお申し込みができます。
自立学習塾Orient!のプログラムの一つ「ボードゲームプログラム」では、100種類以上のボードゲームでの遊びを通じて、集中力・計算力・記憶力・空間認識能力・交渉力・表現力などを楽しみながら養います。ゲームクリアに求められることをみんなで振り返り、さらにそれが普段の生活や今後の実社会にも大事なことだと自然に理解できるプログラムです。